グリーンレーザドローン導入!

3次元測量というと

地上レーザスキャナによる比較的狭い領域を複数個所計測してデータマージするとか、航空機に高精度レーザスキャナーを搭載して河川流域等国土広域を比較的低密度、広範囲に計測するとか、色々な手法が有ります。航空機レーザは皆さん日頃から使われているGoogle MAP等でも馴染みがあると思います。

ドローンを使用した写真測量は

もちろんドローンを使用した写真測量による3次元測量も有りますが、いかんせん機体GPSのみの位置精度と画像ピクセル精度によるところで写真測量で最も精度が要求される地図情報レベル250でも水平位置の標準偏差でも0.12m以内とされてます。この精度では実は用途が限定され、施工初期の現地調査くらいにしか使えないという現実があります。

またドローンを使用した写真測量は原理上の制約として地表面しか計測できないという制約があります。地表面を測るんではないの?と思われるかも知れませんが、地上表面には樹木、雑草、竹やぶ等々植物が存在していて3次元計測の対象である地表面は植生下にあり写真測量では植生下の地表面はほぼ不可能となっています。

また、3次元測量の需要としては河川底部、港湾底部、海岸底部等 水面下の底部を測定したいというご要望もありますが、写真測量では対応できません

グリーンレーザードローン (UAVレーザ機)は何ができる?

これらのドローンによる写真測量のデメリットである、精度、植生下地表面計測できない、水底部が計測できないを一気に?!解決する手段がグリーンレーザードローン (UAVレーザ機)となります。

まず精度ですが、基本的にレーザースキャナーのGNSSを使用しますが、現在地上測量では主流の相対測位手法を採用しています。これはGNSS衛星からの電波信号がそれぞれの受信機に到達する時間差を測定して、2点間の相対的な位置関係を求めます。この手法を相対測位と呼んでいます。
 各観測点で同じ衛星の電波を受信していることや衛星から発射された電波が同じような気象条件の中を通過してくることから、2点の観測値の差をとることにより、観測値に含まれる衛星の位置誤差や対流圏・電離層遅延量が消去されることにより精度向上が図れます。

次に植生の影響ですが、レーザはスポット径はビーム拡がり角0.3mradという精細な角度で照射されるため植生の僅かな隙間を通過して地上面まで到達する可能性があります。下の画像は実際にレーザードローンによる3次元点群データを断面して表示しています。植生表面も測定されていますが、レーザーが植生を通過して植生下部の地表面まで到達して計測出来ているのが確認できます。

さらに水底部の計測ですが、グリーンレーザードローン (UAVレーザ機)ではレーザー波長532±1nmの周波数を使用しており、これは可視光線の人の目では緑に見える周波数で、水に対する透過性が比較的良好な周波数となります。従来のレーザスキャナーでは遠赤外線を使用する例が多かったのですが、周波数を変えたことで水部を透過して底部まで計測できる可能性が出てきました。もちろん水部ではレーザー光の減衰や濁りによる影響を受けるのでその時の条件により計測水深は変化します。

グリーンレーザードローン (UAVレーザ機)の用途

グリーンレーザードローン (UAVレーザ機)の用途としては、以下となります。

・高精度3次元測量 (出来形管理測量)

 点群密度:10~200点/m 精度:±30mm以下

・植生下地表面3次元測量 (森林、荒れ地測量)

・水部底部3次元測量 (河川流域測量)(海岸部測量)

・災害対応3次元測量 UAVは航空機に対し運用しやすい為 緊急対応が可能

現在まだ大変高価なこのグリーンレーザードローン (UAVレーザ機)ですが、測量会社様との協力関係により、今回 スタジオ グライドでも運用が出来ることになりました。

また、料金体系は未定ですがリーズナブルな料金でのご提供に努めていますので一度ご相談ください。

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